三蔵×悟能(17)

 夜半、
 薄雲は完全に消え、月はその輝くような正体をあらわにしていた。青白い月の光りが花格子を通して部屋へと差し込んでくる。燭台の上でろうそくの燃えるひそかな音が聞こえる。しかし、それはときおり、美童の喘ぎ声でかき消されがちだった。

 一交、また一交と。何度交わっても、この交合には果てというものがなかった。
 白い体液があふれた分を懐紙でぬぐう。それでもつらつらと悟能の尻に、含みきれない三蔵の精液が滴ってゆく。
「あ…………」
 まだ、三蔵のがはいっている。悟能は悩ましげに眉根を寄せた。
 ぐじゅ、と繋がっている場所から、卑猥な音がする。ぺろ、と三蔵が悟能の頬を舐めた。わなないて、ひくひくしている悟能の秘所はおいしそうに三蔵を頬張ったままだ。
 ずっと正常位で抱かれている。上の口でも下の口でも繋がり続けることを求められ続けていた。現に今も、悟能の頬を舐めた三蔵の舌先は、悟能の端麗な唇の上を這いだした。
「んッ……」
 口腔内の粘膜を犯されるようなキスだった。震える悟能の舌を追い、三蔵が許さぬとばかりに絡めとる。腰の奥の神経まで疼くような甘い性的なキスだ。
 上も、下も繋がり続けながら、三蔵の手は悟能の屹立の上を這った。何度も白い体液を吐き出したそれを指でしごく。
「…………あああッだァ、だめェ……す」
 キスされているというのに、耐えられず悟能は悲鳴をあげる。声は不明瞭にくぐもった。舌を半ばからめとられたままだった。
「何がダメだ。てめぇのガチガチに勃ってんじゃねぇか」
 悟能の舌先と三蔵の舌先に、唾液がゆるく糸をひく。
 同時に、くちゅっと亀頭と雁首のところを指できつくしごかれた。
「だっ……て」
 稚児灌頂後の初夜では、お上人様は稚児の下肢には触れないはずだった。もちろん稚児の方からも高僧の腰から下へ手を伸ばすのは法度だ。
「くだらねぇシキタリ、守ってるんじゃねぇよ」
 最高僧様は吐き捨てるように言った。
「ずっとこうしてやろうと思ってた。ずっとだ」
 ゆっくり抽送されながら、幼い性器をしごきあげられる。悟能が悲鳴に近い甘い声を漏らした。
「そ……な」
「お前のことをこうやってぐちゃぐちゃに抱いてやろうとずっと考えてた」
 低音の声で淫らごとをささやかれる。
「……すげぇ、イイ。もう抜きたくねぇ」
 ぴくっと三蔵のものが震えた。表面に走る血管の蠢きにすら感じてしまいそうで、悟能が呻いた。
「あ……」
 また大きくなった。ガチガチに硬度が増してくる。肉筒いっぱいに怒張を埋められている。肌が震えるのを止められない。
「そう、締めつけんな」
 悟能の耳元でささやき、上気してピンク色がかった耳たぶを舐めた。
「んうッ」
 無理だった。少しでも愛撫されると、きゅうきゅうに悟能のは締まった。
「そんなに締めると、またイッちまうだろうが」
 三蔵は指で悟能のをゆるゆるとしごきながら、その白いしなやかな首筋をくちづけた。ちゅッと音が立つ。甘く吸い上げた。たちまち、内出血の赤い花びらに似た跡がつく。
「それとも、俺を早くイカして終わりにしてぇのか」
 クックックッと三蔵が喉で笑う。
 悟能が首を横に振る。三蔵が指でしごくたびに、後ろの淫らな孔もひくひくと悦び三蔵を締め上げてしまうのだ。
「ああッ……」
 最高僧様のために、けなげに悟能は入念な 『したく』 をしていた。三蔵が突き入れるまでもなく触れるだけで達してしまうほど性的な感覚は敏感になっていた。
 それなのにゆるゆると抱かれつづける。甘い拷問のようだ。三蔵の身体の下でびくびくと身をのけぞらせ、喰われるように愛され抱かれている。
「イッても、まだ抜かねぇぞ」
 三蔵の指の、手の動きが早くなる。ぐじゅ、と先走りの液が大量にその指を濡らしてゆく。
「イイみたいじゃねぇか」
「ああッ」
 悟能の屹立は三蔵の手の中でふるえた。その節の立った、しかし優雅な指が、つるつるした少年の肉冠を撫で愛し、雁首をしごき、裏筋をゆっくり愛撫しだしたところで限界だった。
「やぁッ」
 思いっきり、腹腔に力が入った。綺麗に肉のついた腹が緊張してびくびくと震える。そしてそのまま
「あああああッあッ」
 三蔵が指の動きを止めた。間に合わなかった。悟能の先端の可憐な鈴口から白濁液がびゅ、と吐き出される。一度でると止められない。何度か、震えながら三蔵の手に射精した。
「すげぇ、出たな」
 手におさまりきれない体液が、お互いの身体を濡らした。三蔵がその指についた精液を口元へ運んだ。
「……だめ、だめですそんな……」
 眩暈がするほど卑猥で淫蕩なことをされている。慶雲院の最高僧様に、自分が吐き出した欲望の汚らしい汁をその口で舐めすすられている。
「お前の味がする」
 悟能は真っ赤になった。
「いや……」
 そのまま、三蔵はくちづけてきた。
「んッ……」
 くちいっぱいに、えぐみのややある精液の味がひろがった。飲めないことはないが濃くて喉に絡まる味だ。
「っはぁッ」
 息ができない。濃厚すぎて息が止まりそうな性交だった。
「いやらしいヤツだ。そうだろうが。こんないやらしい準備までしてぐちょぐちょにしてきやがって。このドスケベが」
 悟能の全身は上気して薄いピンク色を帯びていて、なまめかしい。悩ましく眉根を寄せて、悟能はとつとつと弁解しだした。
「高僧の方をお迎えするには……こうするのがしきたりだと言われました」
 達したばかりの悟能の身体を、いまだに突き入れていたもので、深く挿し貫く。腰を前へ押し出した。悟能が甘いあえぎ声を漏らす。口を手で押さえても、抑えようなく漏れてしまう。
「なんでそんなことするんだ」
 慶雲院の博識な最高僧様には、薄々おぼろに理由は分かっていたが、可愛い稚児の口から聞きたかった。
「さ……さんぞ……さまが、どんな……でも」
 突き上げが激しくなってきて、悟能があえぎあえぎ言葉を継いだ。
「僕のナカに……はいれる……ように……って」
 脚を抱えあげられて、より深くまで繋がるように犯される。
「てめぇ。さては俺ができねぇと思ってたのか」
「ああッ」
 中折れどころか、先ほどより凶暴に硬度が増したもので、最高僧は稚児を穿っていた。
「俺を年寄り扱いしやがってどういうつもりだ」
「は、あああッ」
 尻を回すようにして抜き挿しされる。抜くところではゆっくりとじらすようにされて、悟能は甘い悲鳴をあげた。
 きゅうきゅうと粘膜が、肉筒が吸いつき三蔵を絞り上げてくる。金の髪の最高僧は眉根を寄せて、その感覚に耐えた。凄まじい快楽の波にさらわれそうになる。
「……すげぇ」
 奥歯を噛み締めた。
「ああッ」
 快感が強くて、悟能は腰を、尻をくねらせた。三蔵の身体の下で、その動きにあわせるように可憐な小さい尻を上下に振った。
「……ッ! 」
 三蔵は声をあげそうになった。
 眩暈がするような淫乱さだ。欲しい欲しい男が欲しい、三蔵が欲しいとその卑猥な動きが言っているようだ。
 凄まじい射精感が腰の奥から噴き出てくるが、三蔵はなんとかそれを抑えこんだ。額に快楽とも苦痛ともいえぬ汗が浮く。
「さんぞ……さまが……」
 とろとろに蕩けた口調で、悟能が呟く。
「好き……だから」
 ゆっくりと三蔵が動くと、悟能の粘膜が震えてきゅうきゅうに締め付けてくる。三蔵の肉棒をもみくちゃに形が変わるほど絞りあげてくる。収縮と弛緩を果てもなく繰り返す淫らな孔。
「……だから」
 早く逢いたかった。早く逢いたいから、後ろをほぐさないとダメと言われて恥ずかしいのにいっぱい頑張ったのだ。早く早く大好きな三蔵様に逢いたいから。
 悟能の綺麗な緑色の瞳は、潤みきって艶かしい光りを帯びている。三蔵の身体の下から、少年はお上人様へ誘うように手を伸ばした。三蔵が上体を倒してそれに応える。そのまま、大人の強い腕で抱きしめた。悟能の手は三蔵の背にしがみつくように回された。
「好き」
 可愛い告白を金糸がかかった耳元へささやく。
「……俺もだ」
 三蔵がお互いの下生えが擦り合わされるほど深く身体を重ねてきた。奥の奥まで貫いて、悟能の身体をゆする。少年は眉根を寄せ、顔を歪めた。三蔵のが敏感な粘膜の上といわず、下といわず、横といわずぶつかる悩ましい感覚に痺れたようになる。
「ああッ」
 悟能の前立腺が、三蔵の一番張り出した部分で擦りあげられる。限界だった。快楽は閾値を過ぎきっていた。
「だめ……だめぇ」
 甘い制止の声を上げながら、悟能は身体を震わせた。一番敏感なところを犯され、可愛がられて、もう、足のつま先まで快楽で反った。三蔵を咥え込んだまま、ぴくぴくとわなないてきゅうきゅうに絞ってしまう。
「…………ッ……くッ」
 三蔵が顔をゆがめる。悟能の前立腺を何度か穿ったそのとき、
「あああああッ……ああッ」
 三蔵の身体の下で、咆哮するような悲鳴をあげて、悟能はのけぞり達してしまった。白い体液を噴き上げる。きゅ、きゅと力が入った。連動して粘膜も肉の環もひどく引き絞られる。
「く……!」
 無理だった。限界だった。快楽が強すぎてもう、どんな刺激でも快感に変換されてしまいそうな魔性めいた時間が訪れていた。三蔵は耐えようとしたが、今度は無理だった。
「ッ…………!」
 最高僧は、何度目かになるか分からない体液を、最愛の稚児の中へと注ぎ込んだ。何度も何度も抜かずに穿っているため、飲み込みきれない分が繋がっているところから、とろとろとつたってあふれてくる。
 下生えが当たるほど挿して、白濁液を奥へ奥へと注ぐ。何回かに分けて淫液が粘膜を、肛の中を濡らし、内側を愛撫するかのように潤おした。それは淫ら過ぎる感覚だった。
「あああッ」
 三蔵は忘我の瞬間、やさしく悟能を抱きしめなおした。
「悟能……」
 三蔵が耳元でささやく。悟能と繋がっているところを指でなぞった。
「あッ」
 もう、どのくらい抱かれているのか、時間の感覚がおかしかった。
 吐き出しても、吐き出しても。三蔵は飽きずに悟能を穿った。
「もう、身体がおかしいです。抜いて……」
 三蔵が悟能の左手をとり、その甲へ唇を寄せると、軽くくちづけた。
「せっかく 『したく』 したんだろうが。なんのためにしたんだ。まだ許してやれねぇ」
 精液が泡立つほどになっている。悟能は悲鳴をあげすぎて枯れかけた声で、三蔵に許しを求め続けていた。幼い身体には酷な性交だ。
「お願いです。もう、これ以上無理です」
 甘い快楽の汗を浮かして、美童はすがった。それでも肉筒は三蔵を締め付けて離さない。それも不安だった。もう自分の身体はおかしい。悟能は自分が獣になった気がした。もう三蔵の身体の下で甘くあえぐことしかできない淫らな獣だ。
「フン」
 三蔵は悟能の瞳を覗きこんだ。目の光りからはもう正気が消えてきている。確かに限界なのだろう。快感が強すぎて失神直前といったところだ。
「ああ……」
 悟能は三蔵と繋がっているところへ指を伸ばした。いつもだったら恥ずかしくてそんなことはしない。確かに悟能は抱かれすぎてどこかが狂いつつあった。つらつらと、とろとろと、白い体液が悟能の指についた。
――――それは何かがいつもと違っていた。
「う……?」
 ここまで、今までむさぼられたことはなかった。なんだかんだいって、最高僧様はちゃんと加減をしてくれていた。夜、抱かれて朝起きて抱かれておまけに昼過ぎも、なんてこともあったが、それでも休ませてもらえたし、水も飲みにいかせてもらえた。
 でも今夜は。
 悟能の指についた精液は何かがおかしかった。いや、これは精液と呼んでいいのだろうか。もうすでにそれは液体ではなかった。
 ただでさえ、とろりとした液体の粘性がよりあがっている。いやもっと端的にいうとこれは「クリーム」だ。
「さん……」
 何時間も繋がり続けていた。本当に抜いてもらえてなかった。ふたりの身体の間で、吐き出した精液は掻きまわされすぎてクリーム状に変化していた。
「そりゃ泡立つだろ」
 三蔵は反省していない。何しろ2週間という禁欲は長すぎたのだ。
「卵白みてぇなモンだからな」
 三蔵はずる、と腰を引いた。悟能がその感覚に眉をしかめる。惑乱するような快美感が三蔵の肉棒と粘膜の間から噴き上げるように湧き上がってくる。
「あ……」
「お望みどおり、抜いたぞ、どうだ」
 どろどろと、塊りみたいな、泡だった精液がごぷごぷと後ろからあふれてくる。大量だ。
「…………ひッ」
 精液が中から出てくる感覚が淫靡すぎて、悟能がのけぞる。
「出されるだけじゃなくて、中から出てくるのにもカンジるのか。そんなにスキか」
「あッ」
「ガチガチにまた勃ってるぞ」
「う……」
 もう、懐紙やちり紙でぬぐうことはあきらめた。ここまでくるとシーツごと交換するしかあるまい。
「ひくついてやがる」
 悟能の肉の環へじっと紫暗の瞳で覗き込んでいた三蔵が淫欲の滲んだ声で呟いた。
「まだ、欲しいんじゃねぇのか」
「ちが……も、身体が」
「ひくひくしているぞ。ふさいでおいてやる」
 悟能が抵抗する隙もあらばこそ、三蔵はまた、悟能の脚を開かせて、穿った。
「あ……」
 緑色の瞳から涙があふれて、次々と目じりを、シーツを濡らしてゆく。生理的な涙だが、もう身体も限界なのだろう。
「今度、『したく』 するときは俺の目の前でヤれ」
 三蔵が甘くささやく。
「見せろ」
 悟能が自分で張り型を挿入し、後ろをほぐすのを見たいというのだ。
「う……」
 悟能が首を横に振った。あんな卑猥な淫らごとを三蔵に見られるのは抵抗があった。ぺろ、と三蔵が悟能の指を手にとり舌で舐めた。
「この指で慰めてたのか」
 その声には情欲が滲んでいた。そのまま、深くつらぬく。
「俺のいない間、何回自分で、この指でヤった?」
 指を舐めながら、悟能を犯す。
「あ……」
「今度、どうやって自分でヤってたのか詳しく教えろ。俺の目の前でな」
 ちゅ、と手の甲へくちづけをまた落とした。忠誠を誓うかのような仕草だ。そんなところは稚児を気づかっているのだろうが、いかんせん、可愛すぎて、可愛がりすぎている。
「さん……ぞさま」
 抜いて、もうできない。抜いて、その瞳はそう言っている。
「……分かった」
 三蔵は悟能の指に走らせていた唇をようやく離して言った。
「次で終わりにしてやる」
 そういうと、腰をゆっくりと引いた。
「引くときに締めろ。できるな」
 軽く尻たぼを叩かれる。もう、快楽で麻痺したようになってしまって、悟能はぐったりとしていた。
「う……」
 できない、もうこれ以上できない、と悟能が首をゆっくり横に振る。しかし、
「……できてんじゃねぇか。すげぇスケベな身体してるな」
 悟能の身体は感じるときゅッと粘膜が痙攣した。生理的な反応だ。三蔵のを逃がしたくないとばかりに淫らな粘膜が絡みつく。自然にそういう身体になってしまった。
「さん……」
「ほめてんじゃねぇか。素質だな。そんな顔するな」
「ああッ」
 三蔵はすらりとした綺麗な悟能の両脚を抱えると膝で立った。当然、突き入れたままだ。
「う……ぐぅッ」
 貫かれる角度が変わって、悟能から生々しい、生臭い声が漏れた。感じてしまっている声だ。
「いいのか。こういうのもスキか」
「ああッ」
 悟能の黒い髪が左右に打ち振られる。狂ってしまうほどの快感に身体が痺れた。構わず三蔵は、膝で立って、身体を乗り出し、上から挿すようにして抱きだした。
「あああッ」
 深く、深く肉棒が突き刺さる。腰がその動きにあわせるように貪欲に蠢いた。三蔵がその淫蕩な仕草を見て、薄く笑う。
「はぁッ」
 もうじらされはしない。直線的に快楽を叩き込まれる。えぐるように尻を回されて、悟能が逐情の声をあげた。
「あああああッ」
「は……何度目だ。そんなにイイのか」
 確かに悟能は狂いかけていた。もう、男なしなんて一夜も過ごせないかもしれない。そして、そうしたのは三蔵だ。上から腰を抱えられて挿すように犯される変則的な正常位のため、悟能の精液は、勢いで自分の顔にまでしたたった。整った顔が、白い淫液で汚れに汚れた。
「悟能」
 それは視覚的に、ひどく淫らな画だった。三蔵は自分の身体に鋭い欲望が走り抜けるのを感じた。脳に、白銀の快楽の粒子が舞い、白く白く麻痺させてゆく。
「……ッ」
 凶暴な欲望に支配される。一瞬、この可憐な少年への気づかいや手加減を忘れ去った。忘れ去ってしまった。もし、三蔵に言葉が言えていたら、恐らく 『てめぇ、エロ過ぎだろ』 とでも言っているだろう。
「ああッむ…り……やぁッ」
 上から挿すようにして犯した。抱く、というより犯すというのが適当な激しさだ。喰らうように悟能のからだを攻め立てた。すっかり三蔵の目の色が変わっている。
「ひぃッ……ひぃッ」
 大人の男のきつい抱き方に、身体も心もついていけてない。
「ああッ」
 そのうち、三蔵が身体を震わせた。悟能の中に射精している。最後の一滴まで後ろに咥えこませようと、オスの本能で執拗に擦り付けた。
「う……」
「……! おい!」
 悟能はそのまま、三蔵の身体の下で目を閉じた。もう限界はとっくに過ぎていた。白い喉をさらして、背を弓なりにして、そのまま倒れる。
「おい!」
 悟能は気を完全に失った。三蔵の腕の中で崩れ、ぐったりとして意識がない。

 久しぶりに抱いた稚児が
 可愛くて、可愛くて可愛くて。
 法師様はちょっとやりすぎたのだ。





「三蔵×悟能(18)」に続く