ハルシネィション(12)

――――そんな調子で日々は飛ぶように過ぎていった。

 とある日の午後だった。
「是非、次の学会には来ていただきたいですな」
 ややしわがれた声が院長室に響いた。
 客用のテーブルに、お茶が置かれ湯気を立てている。にれ茶托ちゃたくの上に伊万里の器が華やかだ。院長室は三蔵が執務を執るばかりでなく、簡単な来客にも応対できるよう、部屋の隅に応接用のソファーとテーブルが設えてある。
 客は更に言葉を継いだ。
「どうして、最近は学会へ来られないのですかな」
 声にかすかになじる調子が混じる。三蔵はかすかに身じろぎをした。革のソファーがきしんだ音を立てた。
 金の髪をした院長は客の正面に黙って座っている。スーツの上に白衣をはおり、シャツの襟元えりもとにもきっちりとネクタイを締めていて、隙がない。どこからどう見ても、錚々そうそうたる大病院の院長先生だ。
 「院長先生が来られないと、会として締まりがつきませんでな」
 精神保健学会、日本精神神経学会、日本統合失調学会、精神病理学会、日本精神薬理学会……。実は最近、三蔵は学会出席を全て断っていたのだった。
 一瞬、金糸の男の表情が強張ったが、それは本当に一瞬だった。すぐに白皙の顔に微笑みを浮かべて言った。
「これはこれは、過分なお言葉ですね教授」
 院長は日本茶の入った湯のみを手に優雅に答えた。いつものように、脚を組んだり、机の上に土足のまま投げ出したりもしていない。ひどく行儀がいい。別人みたいだ。何か考えている様子で、白磁の器を口元へ運びながら上目遣いに訊ねた。
「次の学会はどちらで開催されるご予定ですか」
 それにしても、美貌の院長がこんなに美しい口調だと、はまりすぎていて、ある意味完璧だった。欠点である口の悪さが隠し覆われ、三蔵は現実の人間とは思えないくらい優美で神々しくなった。美しすぎる。
「次の学会は札幌を予定しております。院長先生も是非」
 しかし、相手は慣れているのか三蔵の秀麗さに気圧される風でもない。昔からの知り合いなのだろう。客はその皺の寄った指で白磁の碗を手にとった。側面に鮮やかに鳳凰と菊が描かれている。茶をすする音が静かに響いた。
 札幌と聞いて、即座に三蔵が駄目だというように、片手を顔の前で左右に振った。白衣の袖口が揺れる。
「時間が全く自由になりません。残念ですが、次回も参加できそうにありません」
 三蔵の返事を聞くなり相手は弾かれるように言った。
「どうされたのです」
 重ねて慌てて問う。しわがれた声には驚きが滲んでいる。
「あんなに、熱心でおられた院長が。最近本当にどうされたのですかな」
「お許し下さい」
 端麗な美貌を曇らせて、院長が首を横に振る。豪奢ごうしゃな金の髪が白衣の肩先で揺れた。
「困りますな。いずれ、学会理事長は貴方にお譲りするのですから」
 年配の客は真剣だった。精神神経学会理事長の役は権威のある大役だ。
「これは、先生」
 三蔵が苦笑いを浮かべる。紫檀づくりの客用テーブルに三蔵の影が薄く映る。
「私のような若輩者相手に、からかっておられますな。ご冗談を」
「冗談などいいませんよ。本当にどうされました。最近の貴方は」
「若輩ゆえ、要領が悪く仕事に追われておりまして」
「信じませんぞ」
 三蔵の逃げ口上を聞いて、相手はなおも言った。語気が強くなった。諦めていない。
「一体何があったのですかな院長。お体でも悪いのか」
 三蔵が口の端を歪め、目を閉じてうつむいた。一瞬、その脳裏に妖美な黒髪の男の姿がかすめた。希少な宝石に似た緑色の美しい瞳が浮かぶ。
 次の瞬間。
「教授、どうか御容赦下さい。次の学会も行けそうにないのです」
 院長はきっぱりとした口調で告げた。最後通牒さいごつうちょうと言ったところだ。
 相手の客はようやく黙った。ここまで、この男が言い張るとは余程のことだ。がんとして目の前の、美貌の病院長は首を縦に振らなかった。

客――――学会理事長は溜め息を吐いた。わざわざ出向いてきたが、どうやら諦めるしかないようだ、と。








 その夜。
「うわあ。どうしたんですか。これ」
 八戒の病室に着くと、三蔵はもっていた手提げビニール袋から白い紙箱を取り出した。
「開けてみろ」
 八戒が近づくと、細い鎖が涼し気な音を立てる。その首に細い革の首輪が嵌っているのだ。獣のように飼育されている。
「なんですか。これ。ひょっとして」
 白い紙箱のふたを丁寧に開けている。覗き込むその頬に、長い睫毛が影をつくる。
「うわ、すごい。これ、すごいですね」
 中には、大ぶりのフルーツタルトが2切れ入っていた。香料のいい匂いが鼻をくすぐる。桃、イチゴ、メロン、オレンジ、いちじく……宝石のような果物がひしめきあって輝いている。白いクリームがその下でとろけていていかにもおいしそうだ。芸術品みたいなお菓子だった。
「昼、来た客にもらってな」
「うわぁ。おいしそうですね」
 三蔵は八戒の反応をこっそり観察した。タルトくらいで感嘆の声を上げている。綺麗な緑色の瞳が輝やいている。薄青い病衣に包まれた身体の線が目の毒だ。
「僕、お茶いれますね。お茶」
 はしゃいでいる。子供みたいだ。艶を放つ長めの前髪が揺れた。邪気の無い満面の笑みがひたすら眩しい。
「あ、湯のみが……紙コップでもいいですか?」
「かまわん」
「お茶、ほうじ茶しかありません」
「かまわねぇ」
 とても重症棟で交わされる会話とも思えない平和な内容だ。
「……フォークもないですね」
「うるせぇ。いいだろ。そんなモン」
 院長は手づかみで食べることにしたらしい。美術品みたいなタルトもかたなしだ。無造作に白衣を払うと座卓の隣に音を立てて座り込む。昼、学会理事と会っていたときの優雅な立ち居振る舞いは幻のようだ。
 八戒がほうじ茶をいれる。三蔵の傍に座った。
「おいしい! なんですかこのケーキ」
 八戒がひとくち口にして目を見張る。優美な白い手で驚いたように口元を押さえた。さわやかな果実と甘いクリーム、さくさくとした生地が絶妙だった。
「まぁ、うまいな」
 基本、甘党の三蔵が頬張ったまま肯いた。使われている果物のひとつひとつの品質に少しも手を抜いてない高級な味だ。
 実は、理事の持ってきたタルトはワンホールまるまるひとつだった。切り分ける前の巨大な円状で量があった。三蔵は最初それをもてあまして院内薬局などへ持ち込み「お前ら適当に食え」と言った後、思い出したように「やっぱり、ふたきれ残しておいてくれ」と告げたのだ。
 美味しそうにタルトを口にする八戒をちらりと横目で眺める。紙コップに入ったほうじ茶を口に運んで表情を隠した。口元がつい緩んでしまうのを止められない。
フォークがないので、油断するとこぼしそうになる。八戒は着ている薄青い病衣を汚さないよう注意して食べた。
「三蔵、ありがとうございます。美味しかったです」
「そうか」
 院長は礼を言われて満更でもない表情だ。幸せとはこうした何気ないことなのかもしれない。この男にしては珍しく穏やかな表情を浮かべている。
ふと、三蔵は何かに気がついたのか、紫の瞳を気持ち見開き、八戒に顔を寄せてきた。
「なんですか?」
「口元、ついてるぞ、クリームが」
「え?」
 言われて八戒が口元を拭おうとティッシュを手にする。
「そこじゃねぇ。もっと横の」
「あれ?」
 駄目だった。八戒は的外れなところを拭こうとしていた。
 我慢できなくなったのだろう。いつの間にか、院長は八戒の手首をつかみ、自分の舌先をその整った口元へと伸ばしていた。
「……ここだ」
 生クリームを舐め取って、低い声で囁く。
「ここも」
 途端に空気に淫蕩な気配が漂いだした。
「ここもだ……」
「……ッ」
 予測していなかった三蔵の行動に八戒が背筋を震わせた。口端をねっとりと淫靡に舐め回される。
「さん……ッ」
 院長が八戒の白い身体を抱きしめ、来ている病衣の前を解く。身体から落とすようにすると、綺麗な肩や鎖骨が剥き出しになった。
「あ……」
 そのまま、白く長い首筋に舌を這わせる。八戒が身を仰け反らして痙攣する。感じやすい身体だ。 声にならない押し殺した悲鳴が上がる。
「さんぞ……」
 哀願するような調子の声を三蔵が遮った。
「……八戒」
 美麗な肉食の獣が呻くような声だった。もう一度、強引に唇と唇を重ね合わせる。薄っすらと開いた八戒の唇の隙間をこじ開けるようにして、舌を差し入れる。相手の震える舌を探し当て、絡ませる。 ねっとりとした肉と肉、粘膜と粘膜を密着させて口腔内を蹂躙した。八戒の口の端から三蔵のとも分からぬ唾液が顎から伝って落ちた。お互いの舌を吸い合う濃厚なくちづけだった。
「はぁ……はっ」
 しばらく、気の済むまで喰らうように貪られ、ようやく、唇を開放されて、八戒が息を吐く。抵抗できない。腰奥の性感帯にまで伝わり打ち抜いて疼かせるキスだ。
 八戒の震える細い腰を抱き、腕にまとわりついている病衣を脱がせた。白い裸身が明らかになる。その胸の屹立を指でゆっくりと捏ねた。
 そのまま、床に押し倒し、自分は白衣のボタンだけ外して上から覆いかぶさる。痙攣と弛緩を繰り返す、甘い身体。指だけでは足りぬとばかりに、三蔵は舌で薄紅色の胸の尖りを舐めまわした。
「……!」
 途端に、八戒の身体が跳ねる。快楽に喘ぐ肢体を構わず押さえつけ、舌で円を描くようにしてなぞる。口吸いの淫らな音が立った。執拗に舐った。
「や……」
 感じ過ぎて内股の筋が引きつる。黒髪の男のまなじりに涙が滲む。
「嫌じゃねぇだろ」
 三蔵が八戒の臍のあたりに舌を走らせながら言った。傷跡の上にも唾液の跡がついた。卑猥だ。全裸の八戒の上に三蔵の白衣が被る。やや服を乱しているが脱いでいないのが、また倒錯的だ。
「おねだりしてみろ。言ってみろ。この間、教えたな」
 八戒が首を横に振る。横に振るたび、つけられた鎖が高い音で鳴った。恥ずかしいらしい。先ほどまで、可愛い恋人同士みたいにケーキを食べていたのだ。三蔵の性急すぎる求めに、きつい調教を受けた身体はともかく心がついていけてない。羞恥からか目元を紅く染めて首を振る。
 何となく、三蔵のまとっていた雰囲気から、今は抱かないのかと一瞬うかつにも八戒は油断したのだった。自分の浅慮が恨めしかった。そんな訳がなかった。
「あ!」
 三蔵が八戒の両脚を抱えて拡げた。秘められた恥ずかしい場所が蛍光灯の明かりの下明らかになる。八戒の長い指が、三蔵の腕を引き剥がそうと、あがくように伸ばされた。白衣の袖を引っぱり、耳まで赤くしている。鬼畜な院長はそれを邪魔だとばかりに、叱るように払いのけた。
 へその辺りをさ迷っていた三蔵の唇は、八戒の引き攣れた傷の上をしばらくの間さ迷っていたが、その内、ゆっくりと両脚の間に下りてきた。
「…………!」
 張り詰めて生え育ち、ひくひくと震える屹立に、三蔵の舌がそっと触れた。ねっとりと絡みつく。声にならない声で八戒が身を仰け反らせて痙攣する。柔らかい口中で執拗に舐められ啜られ吸われる。耐え切れない。卑猥すぎるフェラの淫音が地下病室に響く。
「は……!」
 八戒は一度、快楽で仰け反らせた上体を、今度は身を屈めるようにして耐えようとした。腹腔に力を入れる。
「さんぞ! ああッさんぞ」
 金の髪を必死で指でつかみ、引き剥がそうとあがいた。無駄だった。目の前が白くなるような快美感が腰奥を直撃する。
「ひぃッ」
 狂いそうになる。電撃を受けたように痙攣した。腰が、尻が、ダメだと思っても正直に動いてしまう。横から食まれるようにして愛され、舐め上げられたかと思うと、肉冠に唇を被されて扱くようにされた。
「………!」
 悲鳴のような声を上げる。三蔵の舌が這い回る場所から白い閃光のような快楽の粒子が腰奥を抜け、背筋を遡って脳髄を焼き尽くす。強烈な快楽の連続に仰け反った。まるで、飴でも舐るかのように舐めまわされる。
 震える白い指で金の髪をかき回すようにして身体を震わせる。上体が反って、意識してなくとも腰を三蔵に捧げるような動きをしてしまう。
 院長の舌は八戒のやや広がった雁首の辺りに吸い付き、その鈴のように口を開けた先端をダメ押しのように舌先で舐めた。同時に裏筋を指で扱く。
「ああッ!」
 耐え切れなかった。艶のある黒髪がばさばさと左右に振られる。
「さんぞッ 出るッ 出……」
 三蔵はとどめとばかりに、口吸いを激しくした。ちゅ、ちゅば、ちゅ……。八戒の竿を舌全体で愛撫する。緊張と痙攣と弛緩が交互に八戒の身体を走り抜け、とうとう、八戒は達してしまった。両脚の間に踊っていた金糸の髪を指に絡ませ、引き剥がそうとしていた頭を、今や抱き寄せるようにして達して甘い声を漏らした。
「あ、ああ……」
 白く淫らな快楽の徴をとろとろと三蔵の口中に漏らしてしまう。八戒が羞恥に目元を染めて、喘ぐ。強烈な快感だった。全身が紅潮する。
 八戒の屹立と、三蔵の唇の間には白い汁が糸を引いて橋をかけて淫猥だ。三蔵は八戒の陰茎に伝う残液をゆっくりと指で後ろへ塗りこめ出した。 
 そのまま、潤滑油代わりに肉の環へ丁寧に塗りこめていく。達したばかりで感じやすい身体に、より淫靡な事を重ねられて、八戒が悦楽で端正な顔を歪ませる。長い三蔵の節立った指が後ろに挿し込まれた。
「う…………」
 ぐるりと指で肉筒をこね回すようにされる。前立腺を刺激され、指を咥え込んだまま肉の環がひくつく。
「あ、ああッ」
 八戒が甘く喘ぐ。背筋が震え、稲妻のような悦楽が中枢神経を焼き尽くす。脳に白い闇が侵食してくる。
 そんな、蕩けるような情交の最中だった。
突然、三蔵が指の動きを止めたのだった。指を咥え込んだまま、ひくひく、と淫らな八戒の肉環がわななく。
「…………」
 三蔵は黙って、美麗な獣を睥睨するかのように見下ろしている。八戒の淫らな喘ぎをじっと見つめたまま、ぴくりとも動かない。黒髪の秀麗な男は思わず悩ましげに眉根を寄せ、細腰を細かく震わせた。
「さんぞ……さんぞ」
 助けを求めるように三蔵に長くしなやかな両腕を伸ばす。熱い吐息を漏らして腰を揺らめかせる。
「や…………」
 しかし、三蔵は黙ったままだった。動いてくれない。じっと八戒を見下ろしている。その身体の下で八戒は身悶え、首を振った。しかし、白皙の美貌は奇妙に冷たい表情のままだ。

 なぶっている。

 三蔵の意図に気がついた八戒は必死に縋った。

「なんでもします。なんでも……しますから」
 整った眉根を寄せて喘ぐ。これは生殺しだ。三蔵がしているのは生殺しだった。快楽に弱い身体には耐えられない。それなのに自分で動こうとすると三蔵の白衣を着た腕に押さえつけられた。
「なんでも……しますから……さんぞ」
 黒髪の男の眼に涙が滲む。必死のお願いだった。三蔵に動いて欲しかった。それなのに、白皙の天使のようなこの男は、考え事でもするかのように、八戒の哀願を前に黙殺している。
「さんぞ……!」
 八戒が縋ると、ようやく三蔵は苦しそうに言った。
「なんでもか」
 三蔵の声音が微妙に変わっている。
「なんでもっていったな。てめぇ」
 白皙の美貌が苦しげに歪む、しかし八戒から表情は見えない。
「それなら」
 黄泉路よみじを這うような薄ら暗い声がタイル貼りの病室に響いた。
「もう、二度と他の男を誘わないと誓え」
 ぞっとする声だった。どこか、背筋が寒くなる冷たい声だ。
 それは、恋の闇路をさ迷う男が出す声だ。嫉妬がべったりと張り付いている。
「さそ……てなんか」
 八戒がその緑の瞳を見開く。三蔵が何を言っているのか分からなかった。
「誘ったろうが」
 三蔵の声が段々酷薄な調子を帯びてきた。

 アル中の男も悟浄もニィもお前が誘ったんだろうが。絶対に許さねぇぞ。この男たらしが。

 甘く喘ぐ八戒を眺めるうちに、突然三蔵に浮かんだのは暗い想念だった。
――――この男は、自分以外の男が抱いても、こんな風に淫らにその白い肉の薄い尻を差し出すのだ。そして、同じように喘ぐのだ。俺でなくとも。
 そう思うと三蔵の胸は痛んだ。大量の薬で洗脳している。三蔵に抱かれるのは八戒の真意ではない。向精神薬や麻酔薬、麻薬の類で支配しているのだ。他の男相手でも、八戒は恐らく今のように身も世もなく相手を求めるのだろう。
「てめぇのせいで、もう俺は学会にも行けやしねぇ」
三蔵が呻くように呟く。

 そうだった。
 もう、学会なんて八戒をひとりにしてのんきに学会なんて行けなかった。そんな恐ろしい事はできなかった。以前、学会に出席し、帰ってきてもぬけのからになった保護室の前で三蔵は愕然とした。もの凄い喪失感だった。忘れられない。
 八戒を連れ出したとかいう紅い髪の看護師、ぶっ殺してやる。本気でそう思った。あの野郎、生まれてきたことを後悔させてやる。俺の八戒をよくも言葉巧みにたらし込みやがったな。許さねぇ。
 この関東有数の大病院の院長ともあろうものが、しかも今日だって大学同窓で大先輩の理事長にわざわざ出向かせ心配までさせている。それなのに、もう学会へなど八戒を置いていけなかった。

 学会どころか、と三蔵は密かに自嘲する。昼間、院長室にいても、この黒髪の美しい男が地下でどうしているか、気になって気になってしようがない。少しも落ち着かないのだ。しかし、そんな告白はできる訳がない。



「ハルシネィション13へ続く」