隠しカップリングトーク・ゲーム編

 注意。このページには男同士の恋愛についての話が含まれています。
 なのでこのページについての話は掲示板に書きこまず、拍手かメールでお願いいたします。当サイトでは基本的に男×男話はあからさまにしない方針でやっておりますので。

 もし間違えてここにきてしまった方がいたらゴメンナサイ。ここは男×男のカップリングのトークです。
 えっとですねぇ……自分のサイトに来て下さってる方々はもう大抵ご存知なんじゃないかと(勝手に)思ってるんですが……。
 自分は男×男のカップリングが好きな人です。いわゆるホモスキーです。魂がそっちの方の人なんです。別に隠してるわけじゃないんですが、サイトのメインであるガンパレが滝川×舞な話なので、男女のカップリングは好きだけどホモなんか大っ嫌い、見たくもないって方がいらっしゃる事を考えてホモ関係の作品は全部隠してあるんですね。探せばすぐわかる場所なんですが。
 でも自分はホモが好きなんです。カップリングはまずそっちから考える人なんです。
 はっきり言って、ホモを語りたいんです! 思いっきり!
 作品とするまでじゃなくても、好き! っていうカップリングが自分には結構あるので、そういうのを語りたいんです!
 で、作ってしまいました隠しトーク。隠しページに置こうかとも思ったんですが、あそこにはこれから先もけっこう作品を置く予定なので、空いているトークページの方に隠すことにしました。
 いったいどれだけの人がこんなところにおいてあるトークを読むのじゃ、という気もしますが少なくとも自己満足にはなるので、まあ良しとしましょう。
 ホモカップリングはゲーム編・漫画編・アニメ編の3回に分けて自分の好きなカップリングを3組ずつ紹介し、最後におまけとして残りのハマったカップリングを大放出する、という形にしたいと思っています。
 基本的にマイナーというか、むしろ『誰もいねえよこんなカップリング!』みたいなカップリングが多くなると思いますが……自分がそういうのにハマることが多いのでねぇ。
 まあお暇な方はしばしお付き合いくださいませ。ゲーム編のカップリングは、『アーク・ザ・ラッドU』シュウ×エルク、『ファイナルファンタジーY』マッシュ×ガウ、『サモンナイト』ハヤト×ガゼルです。
 あと……トークの常として、稀に特定のキャラ等に対する毒舌が飛び出してくることもありますので、どうかお気をつけくださいね。あんまり毒吐いてるつもりはないですが。

『アーク・ザ・ラッドU』シュウ×エルク

 このカップリングは……決して『誰もいねェ!』というほどマイナーというわけではなく、今でも根強い人気のあるゲームの1カップリングとして、頑張っているサークルさんがいらっしゃるくらいにはメジャーです(大手というわけでは全然まったくありませんが)。自分もそこそこの数の同人誌を持っています。
 ですが……自分は、このカップリングを頭の中でひねくっているうちに、とってもアレな感じにしてしまいました……。
 設定からお話ししましょう。シュウは『U』当時25歳。エルクは15歳。兄貴と少年、というくらいの年齢差がツボな自分としてはかなり好みな年代です。
 エルクは10歳当時、記憶を失って砂漠に倒れておりました。そのままなら渇き死んでいたであろうエルクを助け、しっかり面倒を見て、一人前のハンター(賞金稼ぎみたいなもんです)に育て上げたのがシュウ。エルクを拾ったのは若干20歳の頃でありました。
 エルクは失った記憶の中にかなりヘビィな過去を有しており(ストーリーの中でそれと対決して行くことになるんですが)シュウもいろいろと暗い過去があったりします。形は違えど同じような闇を心に抱く子供と青年。共に暮すうちに、二人の心は少しずつ近付いていく――
 いいですね燃えますねこのシチュエーション。元気な子供とそれを可愛がる兄貴分、というのが大好きな自分としてはもろツボなカップリングです。同人誌とかでもエルクはシュウにメチャクチャ懐いていて、シュウもエルクをわが子のように可愛がっているというのが多いです。
 そう、このカップリングの基本はほのぼの親子鷹(自分的に)。もろ恋愛、という感じじゃないけれど、お互いにお互いのことがとても大切で、一緒にいられたら幸せな擬似親子(この擬似、という微妙な不安感が好き)。なんですが……。
 自分の中で、それと真っ向から対立する妄想設定があるんです。
 その設定とは……エルクが『シュウ命の変態マゾ少年』であるという設定。
 いや、なんかエルクはシュウのこと大好きなんだろうなー、という考えを進めていったら、なぜかこうなっちゃったんですよ。
 この設定のエルクはとにかくシュウが好き。シュウ命。シュウのためなら死ねて、シュウがいるから生きてる。
 命を助けられて、ボロボロになってたとき一緒にいてくれて、優しくしてくれて――それでエルクの世界はシュウでいっぱいになってしまったんでしょうなあ。
 そんでマゾ。いや、なんつーか、とにかくシュウが好きで好きで、それでまだ子供の頃むりやりシュウに関係を持ってもらったんですが(してくれなきゃ死ぬ、くらいのことは言ってる)それでしばらくは普通にヤってたんですが、なんだか自分の全部をシュウにあげたい、シュウのものにしてもらいたいと思うあまり、いつのまにかシュウにいたぶられたり辱められたりすることを喜ぶようになっていくんです。失った記憶の中でいろいろやられたことの影響もあってね。
 シュウは常識人で、それになによりエルクがとっても大切なので、そんなことはしたくありません。エッチしちゃったのでさえ後悔しまくってるのに。
 しかしエルクの思いはどんどんエスカレートし、マゾ的欲求もどんどん強くなっていきます。ボディピアスしてもらいたがったり、『俺の××、踏んで』『俺のこと言葉でいじめて』『俺の体、いたぶって』とか言ったり。
 シュウ以外にはマゾどころかむしろ攻撃的なのですが、このままではいかん! エルクを更正させなければ! と思ったシュウはとりあえず冷却期間を置くためにエルクと別々に暮すことにしたのでした。そしてOPへ続く。
 うーむ、一応辻褄はあってるけど……こういうエロ専用みたいな設定では幸せになるのはむずかしいですね、やっぱり……。

『ファイナルファンタジーY』マッシュ×ガウ

 自分はFFは3〜8までやってます。8のあまりの出来にスクウェアに愛想を尽かして絶対にスクウェアのゲームには手を出さなくなりましたけど。
 でも昔のスクウェアのゲームは好きだったんですよね。自分の最愛のゲームもスクウェアだし、FF3なんかクリアした時感動しちゃったし。
 そんな中、カップリングとして最も愛しているのがマッシュ×ガウなんです。
 マッシュは王家を出奔した風来坊の格闘家。ガウはモンスターに育てられた野生児。
 FF6をプレイした当時はまだ同人にはそれほど染まっていなかったので、カップリングという明確な意識をもって二人を見るようになったのはかなりあとのことなのですが……。
 自分はとにかくガウが好きで、ゲーム中でもガウはかなりひいきして育ててました。言葉片言なところとか、あのちびっちゃいグラフィックとかが可愛くて。戦闘コマンドが微妙に使えないところがまた愛しい。
 そんなガウを可愛がってくれるのは誰がいいかと考えると……やはりここはマッシュしかいないでしょう。
 あの出会いから、その後の冒険を通して、どんどん仲良くなっていくマッシュとガウ(自分にはそう見えた)。マッシュはガウを弟分みたいにして可愛がって、ガウもマッシュに懐いてる。年齢差も27歳と13歳(だっけ?)といい感じ。
 ……また少年と兄貴分かって? はい、またです……好きなんよこの設定。
 とにかくマッシュとガウが仲良くしてくれているのが嬉しくって、世界崩壊後好きに移動できるようになったら速攻獣が原に行きました(しかし確かにガウはそこにいたがまるで何事もなかったかのように合流されて悲しかった……)。
 それでガウのあのイベントでしょ? ああ、やはりマッシュはガウのことが(変な意味でなく……変な意味でもむしろ歓迎なのだが)好きなんだなあと思いましたよ。会う前のあのはしゃぎっぷりに会った後のあの怒りっぷり。
 ガウがいい子だっていうのもよ〜くわかったし……ガウの扱いの悪さに憤懣やるかたない思いをしていた自分ですが、あのイベントは大満足でした。
 カップリング本も持ってますよ。昔一サークルさんだけ見つけたことがあるんです。あのときは嬉しかった……怒涛の勢いで本買いに行ったのも、今ではいい思い出です。
 まあとにかくマッシュ×ガウは、ガウを可愛がるマッシュとマッシュに懐くガウ、というもろ自分好みのカップリングなのだということで。

『サモンナイト』ハヤト×ガゼル

 2の方は(マグバルね)小説ありますよね。隠しページに。
 でもそっちとどちらがより好きかというとこっちの方が好きかもしれないくらい好き。
 自分は当初ハヤト受でした。っつかキーハヤでした。
 自分はまずとにかくハヤトでプレイしたくって(顔が好みだったし、やるなら男主人公、活発系がベストなんです、自分としては)そうするとキールがパートナーになることは知っていたので、それならキーハヤだろうと。王道ですね。自分思考回路はわりと王道なんですよ。ただ好みがちょっと一般的な世間とずれてるだけで。
 で、パートナー恋愛EDを迎える気まんまんではじめたのですが……パートナーはニ話から出てくるので、第一話の夜会話の予定が宙に浮いてしまうんですよ。それで誰にしようか考えて……迷わずガゼルにしました。
 何故なら自分はショタだからです。少年キャラ大好きだからです! 少女も青年もオヤジもいいけど、やっぱり一番は少年! 特に元気がいいのが好み。ガゼルもわりと好みのタイプでした。悪ぶってるけどホントはいい子ってとことか。ビジュアルも嫌いじゃなかったしね。
 で、第一話の夜会話をして……別にそれでガゼルにハマるということもなく(1の夜会話って色気あるの少ないからねェ)第二話に入って、キールに出会いました。キールも別に嫌いなタイプじゃないので、まあこのまま進んでいくかと思われたところ……
 自分はガゼルが捨てられませんでした。キールも嫌いじゃないけど、ガゼルも嫌いじゃないの。大好きってわけでもないんだけど、ショタとしてはこういう元気系少年はついついひいきしたくなってしまう。
 それで結局、しばらくはキールとガゼル両方の夜会話を見てみてよかった方を選ぶ、という手間のかかることをやってました。二〜四話はガゼル、五話はキール。五話はガゼルもすんげー可愛いこと言ってくれるのですが(拗ねるんですよ、拗ねるんですよこの子)キールがはじめてパートナーらしいことを言ってくれたのでついキールに。
 結局一周目は五話以外は全部ガゼルを選択しました。別にガゼルを選ぶ積極的な理由があった訳じゃないんですが、ショタの血が悪ガキを選んでしまったというところでしょうか。ショタの血のせいで、アルバやジンガも選びたくなったりしましたもん。
 最後の方になるとかなりグッとくるセリフを言ってくれるガゼル。いかにも親友っていうか、男の子同士って感じでいい雰囲気。ガゼル×ハヤトもいいな、と思ったりもしましたが、ハマりはしませんでした。EDを迎えてそのあまりのあっさりぶりに絶句しながらそのまま二周目へ。
 二周目は予定通りキールを選択。無難に恋愛EDを迎え、そのガゼルEDとは比べ物にならない充実ぶりにやっぱキーハヤだな、と思い、その後はトウソルとかをやったりしてたのですが……
 もうサモナイをやらないようになって、しばらくして。いつのまにか、自分は自分でも気付かないうちにハヤト攻のハヤト×ガゼルになっていたのです。
 何故でしょう。いつのまにかガゼルが非常に可愛く見えるようになってきたのです。やはりショタの血がそうさせるのでしょうか、あのデコッパチな額にツンツンヘアスタイル、背の低さを感じさせる体型とかハスキーな石塚堅ボイスとか悪ぶってて実際いたずらっ子だけど本当はいい子という性格とかが『こいつ受だ!』と確信させるように……!
 そしてガゼルに対する攻といえば自分にはハヤトしか思い当たりませんでした。レイドとか大人キャラは顔が完全に守備範囲外。好みのキャラは(ジンガとかアルバとか)自分的に可愛がりたいタイプばかり。もう一人の男主人公キャラとしてトウヤがいますが、自分はトウヤの顔とかあの優等生な性格とかなんだか妙に裏を感じさせる言動とかが超苦手で、元気でまっすぐで強い肉体派のハヤトの方が(顔も)ずっと好みだったのです。というわけでハヤトに決定。
 考えてみればハヤトはいい漢で、なかなか立派な攻になりそうです。誓約者として世界を救う勇者なところといい、前向きで元気でちょっとおっちょこちょい、というなかなかプリティな性格といい。顔もコマコマした感じの体型も可愛い感じですが、可愛い攻いいじゃん! 可愛いカップルになるぞ! と自分は思うのでした。
 と言ってもこの二人の関係はリバです。親友として、背中をまかせられる相棒として、大切な仲間として、男の子同士として、常に対等、同じ目線の二人。恋愛が先にくるのではなく、友達としての関係が先にくるのですね。
 他の皆とも仲いいけど、一緒にいて一番楽しい二人。エッチも愛ゆえに、というのももちろんあるけど、気持ちいいから、楽しいからというもっと気楽なおしゃべりみたいな感じでやったりする。突っ込む方も持ち回りにしたりね。あくまで男の子同士、対等な親友同士が基本ポジション、そこがこの二人のいいところ。
 では何故ハヤトが攻かというと、わずかにハヤトのほうに余裕があるから。ハヤトは基本的に器がでかいから最終的にはどんなことも何とかしてしまう、という主人公的な雰囲気がある。
 でもガゼルはあくまで脇役ポジション。皆の中心になれる存在ではないので、そこらへんにコンプレックスとか複雑な想いとかがあったりする。
 そこをハヤトは見抜いて、ドーンと広い器で受けとめてくれるわけですよ。笑いながらね。俺とガゼルはずっと同じ、一番大切な親友だということをあっさりと示してくれるわけです。
 それをガゼルも受けとめて、二人で一緒に歩いていくわけです。ガゼルのEDからしても、この二人はずっと変わらない二人、というのが一番ふさわしいでしょう。

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