九龍三昧人として危険な幸せ

 はい、九龍です! 小説は書くか微妙とか言ってましたがしっかり書いて更新までしてしまいました!
 まー自分のダメっぷりは今に始まったことじゃありませんが、九龍に対してはホンママジダメダメです、自分。人として。
 自分をそこまでだめにした九龍というゲーム。それについてちっと語りたく思います。そんなに長くはならないと思いますが。

 まず、さっきから話題に出てる九龍。これは九龍妖魔学園紀というアトラスと魔人学園シリーズのスタッフが協力して作り上げたジュブナイル学園ゲームです。
 内容を一言で説明するのは難しいですが……まああえて言うなら、仲間と仲良くなりつつ遺跡を探索するゲーム(まんまや……)とでも言いましょうか。
 主人公はトレジャーハンターなんですけど、所属している協会の使命を受けて新宿の全寮制学校に転入してくるんですよ。そんでなぜか学校の地下に広がっている遺跡を(オイオイって感じですがそれが今井作品の味というものです)いろいろあって手伝ってくれることになった仲間と共に探索するというのが基本の動機。
 それに加えてその学校(天香学園つーんですが)には謎の力を持つ生徒会が手を伸ばしており、その生徒会の繰り出す刺客と主人公は遺跡の中で戦ったりするわけです。
 まー怪しいこと限りないゲームですが、マジ面白いんですよ! ADV部分は剣風帖を正統に受け継ぎ、それを発展させた会話してる感覚が楽しめるシステムとテキスト。SLGというかRPGというかな部分はやることは多いけどいったん飲み込んでしまえばやりやすくて楽しい! アトリエシリーズを思い起こさせる調合システムやら学校の備品をパクリまくる探索モードやら、笑えるネタにも事欠きません。高校生あたりのライトノベル風青春が好きな人は買ってみる価値アリ、というかそうじゃない人でも楽しめると思います!
 ……自分はそりゃもー異様なまでにハマりまくってねぇ……一時期は本当に家に居る間は九龍以外なにもやってないって状態でしたよ。遺跡を巡ってクエストこなして、好感度上げて会話して、っていうその作業をひたすら繰り返すのが楽しくて楽しくて。まー疲れるのも確かなんで、クリアした時はこれで楽になれるとほっとしましたけどね。
 とにかく中毒性の高いゲームです。それなりに自分なりのプレイスタイルも見つけられるしね。
 でね。これに出てくるキャラって、一見どいつもこいつも異常なまでに濃いんですが(異常な腕長やらガスマスクやら侍やら)……実際に話してみるともーっどいつもこいつもかわゆいんですよー!
 自分のお気に入りは……鴉室と夕薙は別として、墨木、取手、夷澤辺り。もーっどいつもこいつもこの子犬ちゃんめー! と絶叫してしまうほどかわゆいです。
 墨木はよく躾された軍用犬なんだけど主人公が好きで好きで仕方なくて尾っぽが自然に振れちゃってる感じ。健気でかわゆい。
 取手は内気な大型犬。おりこうさんにこっちの用事が終わるのを待ってくれてるんだけど、時々尻尾が振れちゃうの。一途でかわゆい。
 夷澤はキャンキャン吠える牧羊犬。なにかっちゃ吠え掛かってきてやかましいんだけど、懐いてくると散歩行くぞーとか言うごとにもーやかましいくらいキャンキャン吠えるの……。生意気でかわゆい。
 女子だと自分は白岐。あの微笑んだ顔可愛いし、話が進むに連れて少しずつ心を開いてくれるところがもー辛抱たまらんほどかわゆくてー!
 ヒナ先生も一周目ではもれなくオレスコトラップに引っかかりましたが、二周目でバディにできました。いやー、ヒナ先生ファンが多いのわかるわ。かわゆいもん。自分女教師属性はないんですが。
 巷で一番人気のアロマこと皆守も普通に好きです。しかしあのフラグ立ての難しさはどうよ……本筋を無視してもアロマびいきでいかなきゃダメなんてなんつー男なのアロマ……。
 とにかく自分はほとんど不満なく、ストレスなく面白くプレイできたゲームなので、一度はやってみるとよかですよv
 ……しかし自分はあのEDだと絶対天香学園での続編が出ると思っておるのじゃがこれってまちがい? サヨマユが守人としての力が必要になるとかいってたじゃーん……。てゆかあのEDで皆守とジジイを殴らせないのって納得いきませんぜ今井監督〜!

戻る   次へ
TALK topへ