登場人物紹介

 御堂 丈太郎(みどう じょうたろう)
  充と一緒に、信之介の事務所で世話になっている。
  命を狙われることが多くなったが、本人は普通に振舞っている。

 王崎 充(おうざき みつる)
  丈太郎と幸せに暮らしているが、不穏な影を敏感に感じ取り心配している。
  信之介とは毎日のように、何かとやりあうほど仲が良い。

 白鳥 正純(しらとり まさずみ)
  優と出会い、高校生活を謳歌しているが恋愛には相変わらず不器用。
  自分なりのペースで成長していこうと頑張っている。

 天根 優(あまね すぐる)
  色々な出会いや経験を通じて、自分の道を模索している。
  温を大切に想っているが、以前よりは気持ちに余裕が持てるようになった。

 伏見 温(ふしみ あつし)
  丈太郎との記憶を取り戻したことにより、欠落感は消え自分を取り戻した。
  前向きに生きていこうと思っているが、その変化はゆるやかなもの。

 神津 仁(こうづ じん)
  温とともに、居場所である楽園を守っていこうと日々を送る。
  初めて生まれた、心の中に秘めた想いを大切にしている。

  ***

 安生 信之介(あそう しんのすけ)
  丈太郎、充とは家族のような存在。保護者。
  昔、大切な人と自分がかわした約束を果たすために生きている。

 矢代 甲斐(やしろ かい)
  現在は丈太郎の護衛を任されており、つかず離れず見守っている。
  周防の気持ちに応えたことで、矢代なりのけじめをつけた。

 周防 広大(すおう こうだい)
  長い間抱えてきた想いを矢代に受けとめられ、幸せに感じている。
  それでも頭の中は、仕事のことでいっぱいな根が真面目な人。

 犬上 清貴(いぬかみ きよたか)
  周防の次は、正純に報われない片思いをしている。
  正純には全く相手にされていないが、本人が気にする様子はない。

 美咲 かなえ(みさき かなえ)
  温や仁が、少しずつ柔らかい変化を見せているのを嬉しく思っている。
  周りの人間の幸せを願っているが、自分のことには無頓着な性格。