登場人物紹介

 御堂 丈太郎(みどう じょうたろう)
  主人公、高校二年。妖刀「愛染」の使い手。甘い物を食べる習慣がある。
  何事もとりあえず受け入れようとし、タフに生きている。

 伏見 温(ふしみ あつし)
  丈太郎の幼なじで、眼鏡をかけている。
  丈太郎が好き。時々、挙動不審な行動を取ることがある。

 王崎 充(おうざき みつる)
  容姿端麗な、学園のカリスマ的存在。
  いつも取り巻きを侍らせているが、本人は潔癖性らしい。

  ***

 矢代 甲斐(やしろ かい)
  丈太郎に愛染を託した張本人で、什宝会に所属していた。
  愛染の呪いを畏れ、自殺。

 白鳥 正純(しらとり まさずみ)
  中三。矢代を慕っていたが、現在は丈太郎のパートナー。
  純粋で、自分の信念に向かって、真っ直ぐに進むことができる。

 周防 広大(すおう こうだい)
  什宝会のスカウトと呼ばれる役職についている。
  仕事優先の性格だが、心の内には埋められない寂しさを抱えている。

  ***

 神津 仁(こうづ じん)
  王崎の取り巻きの一人で、丈太郎曰く存在そのものがオカルト。
  気味の悪い喋りと、鬱陶しい前髪が特徴。

 天根 優(あまね すぐる)
  光の楽園で絶対的な権力を持つ代表、天根矜持の息子。
  温のことを気に入っている。