登場人物紹介(二年春〜)
秋月 文久(あきづき ふみひさ)
主人公。二年B組の担任で、古文担当。
良かれと思ったことが、全部裏目に出てしまう難儀な性格の持ち主。
後藤を好きだが、過去の経験から上手くそれを表現できずに、悩む日々を送る。
後藤 真之(ごとう まさゆき)
二年A組の生徒。通称「マサ」。
マイペースながらも一途に、秋月に好意を寄せる。秋月とは微妙な関係。
体調を崩していたが、少しずつ元に戻っている。何か隠し事をしているようだ。
倉内 静(くらうち しずか)
二年A組の生徒。図書委員。
後藤とは軽口を叩き合う仲で、周囲にはつきあっていると誤解されている。
司書の陣内に恋をしているものの、相手にされていない。
羽柴 綾(はしば りょう)
二年E組の生徒。後藤の親友で、倉内も含め、よく三人で一緒にいる。
友達想いの優しい性格で、明るいムードメイカー。
長谷川 庸一(はせがわ よういち)
秋月の同僚で、二年E組の担任。数学担当。
初恋のトラウマを持ち、秋月と後藤に対して、複雑な感情を抱いている。
志賀 京介(しが きょうすけ)
二年B組の生徒。面影が、秋月の元恋人・志賀令治に酷似している。
秋月に近づく真意は、一体どこにあるのか。
志賀 令治(しが れいじ)
秋月の元恋人。サディストで、秋月を監禁していたこともある。
精神的にも肉体的にも、秋月に消えない傷を負わせた。
神崎 洋生(かんざき ひろお)
秋月の親友。高校時代からのくされ縁。
心配をかけたくないという考えから、秋月はしばらく連絡を取っていない。
芝木 一生(しばき かずお)
秋月の同僚で、二年A組の担任。歴史担当。
爽やかな性格で、サッカー部の顧問。秋月とは一番仲が良い。
陣内 貴志(じんない たかし)
27歳、司書。喰えない性格。
芝木とは飲み友達で、自分を慕う倉内のことは可愛がっている。