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世の中への愚痴。

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平成28年6月24日(金)「イギリスがEUを脱退した頃」

今年は雨が少ないようで、水不足などというニュースをやっている。
テレビにダムの映像が出る。水位が下がり、木の生えてないむき出しの白っぽい地面が見える。
そんな今日は、雨。しとしとである。雨が降ると迷惑する人が多いだろうが、
降らなきゃ暑いし、水不足だというし、何よりおいらは雨が降ると気分がいいのだ。

そーいえば禁煙中である(一一;)
胸の具合が悪い。思えば20才から10年、これでもかというほど吸ってきた。
そろそろ肺気腫というヤツか? などと心配しており、とりあえず禁煙である。
まぁ夜中に一本だけ吸ってるけどね・・・・・・これが旨いんだな。

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テレビではイギリスのEU脱退というニュースをやっている。
株価が急落。日本全国で電車が止まり、みんな人身事故だそうな。並べると関連がありそうに見える。なんと短絡的なのか。

おいらにとっての現実とは何か、禁煙のせいか、さいきん考えたことがあった。
まぁもう30才だし、大人になったのかもしれないが・・・・・・おいらの頭の中では色々な妄想が渦巻いているが、
おいらの現実というヤツは、高校を出てからというもの、ほとんど動いていない、と思ったわけである。
身体は歳をとっているが、「衣・食・住」の程度にたいした変化は無い。
妄想の内容はすごく幸せなんだけどね・・・・・・

妄想だけじゃイヤだからと、現実世界に頭の中身を実現しようというのも、それはそれでどうなんだろう?
だから坊さんは修行するのかもしれない。現実は現実であり、自分は自分。その自分自身は、きっちり鍛えておこう、
というのは、カッコイイ生き方であるような気がする。
いまのところ、おいらは坊さんになるつもりはない。水たまりの魚は死ぬのである。

テレビの内容は現実じゃなさそうであるが、実際に見に行けるわけでもない。
人間の頭の中には、フィクションがある。そうでなくては、人間一人という、あまりにも小さすぎる身体は、
あまりにも不満足であろう。日本には宗教が無いと言いつつ、漫画やアニメは、遠い国の人がわざわざ買うくらいある。
人間が集まると、ロクなことにはならない。フィクションが絡むとそれは無軌道になる。

テレビに映る白人社会が、なんとなくタカ派に活気があるよう見えるのは、ひとえにオウムの世界版みたいな集団のせいだろう。
対処できないんだから、無能なものである。おいらの経験はアホらしいので、インターネット掲示板の荒らしというやつのことを思い出す。
一人、悪口を書くヤツがいる。すると、不穏な書き込みが増える。煽動者はどんなアホ面してるのかわからないが、
見えないぶん、大きな存在に感じてしまうのであろう。インターネットの世界には、質量がない。
どんな小さいアホらしいものでも、それが全てのように見えてしまうのだろうか。

アメリカの黒人大統領の顔を思い出す。トランプという人が、イスラム教信者を追い出せ、というようなことを言ったらしく、
ニュースでやっていたが、いつもとは違う表情で大統領が会見した、という話だった。
どうしてお前らわからないんだ? その道は危険だって言ってるだろう。怒らずに済ませられないのか?
差別の復活。明白すぎる主張に、同調するものがいる。民主主義にも、不完全な面がある。

インターネットさえなきゃ、オウム的な人々がデカイ集団になることもなかったのではないか。
くだらない、根拠の無い、アホな思い込みに、デキルヤツが目を付けて、連れ去ってしまう。純朴な若者が可哀想だ。
脳みその誤った悪夢に、終止符をうつなら、もっと他の方法があるはずだ。
教員の言っていた話をちょろちょろ思い出す。たしか、シャツの裾をズボンに入れなさい、という主旨なのだが、
「みなさん、壊すのは簡単です。ちゃんとするのは難しい」というような言い方だったと思う。
人間が生まれて大人になるまでに、どれだけの時間がかかるのだろう?
自分の人生を考えればわかるはずだ。どんな悩みがあり、どんな希望があったのか。
鉄砲で撃ったら、あっという間に消えてしまう。固いもので頭を殴っても、消える。
そう考えると、自分の住んでいる社会というものが、どれだけ暴力を排除した世界なのか、と思う。
秩序だった世界の裏腹には、ちょっとした弾みで現れる、大変な暴力が隠れている。
人間は、けっこう野蛮なのかもしれない。

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・・・・・・そんなわけで、半年ぶりの無色透明である(^ω^ )
2週間くらいニートしようと思っている・・・・・・3月までのはずが、延び延びになってたんだね。
どーせ伸びるなら梅雨明けまで、夏が始まったら、透明期間のあいだにお山へ泊まりで行こうと思ってたのである。

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