- baalkah(バアルカ) -
バアルカには無数の世界が存在しています。 それらは複数の神々によって、又は一柱の神の気まぐれによって創造されたと言われています。 精霊界、魔界、等よく知られたもの、そして人間の住む物質界もその中の一つです。 ここでは、主に物質界と、ウェヤンキル・カッシュ(春の森)での出来事を載せていきます。 では、この二つとその他の世界について簡単に説明しておきます。 |
物質界 |
人間達の住む、私たちの住むこの世界によく似た世界です。 表面的な物理法則も同じに見えますが、とても揺らぎの大きい性質があります。 そして、それを利用した「魔法」というものが存在します。 また、その世界の性質からか、全体の空間構造も不安定なものとなっています。 空間的に隔離された地域というのも決して珍しくないのです。 ですから、ある地域では国々が戦に明け暮れていて、そのすぐ近くにある筈の町ではのんびりと平和な時間が流れている、ということもあります。 そして、妖精族、エルフ等の隣人や、人々の命を脅かす、妖魔、幻獣、アンデッド、巨人等の存在も大きな違いの一つです。 これらの種族も、地域によってはメジャーであったり、全く存在しなかったりと、まちまちです。 一般的な”ファンタジー”の世界と思っていただければ良いでしょう。 |
weyankil k'ax ( ウェヤンキル・カッシュ ) 俗称:春の森 |
春の女神によって創造されたといい、物質界の住人が移動できる数少ない世界の内の一つです。 しかし、世界間の移動をする為の門の作成は、神々の領域であり、人の及ぶところではありません。 その為、魔法使い達の中でも、この世界の詳細は謎とされています。 ただ、春の女神の性質から、穏やかで、そして淫靡な世界だろうと考えられています。 春の森への門は、春の女神に見初められたもの、またはそれに縁のある者のみが持つといわれます。 |
その他 |
その他にも、物質界から移動できる世界があると言われています。 しかし、多くの世界(精霊界や魔界でさえ)へは、物資界の住人が移動することは出来ませんし、その世界に入ったとしても、あらゆる感覚によっても何も認識することは出来ないでしょう。 稀に、魔界や精霊界の住人が物質界に具現化することもありますが、それも本来の彼等そのものではなく、ごく一部の成分が間接的に物質界に干渉しているだけです。 |
weyankil k'ax 春の森 |
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光と暗の妖精族 2004/05/03 |
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女神の呪い 2004/11/13 |
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めしべの無い花 2005/04/20 |
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愛の巣(ムイとウェンの場合 2005/09/25 |
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− 春の世界へ − 第一章 うれしさ と さみしさ 第二章 牙の獣 第三章 魔法使い 第四章 新しい住み家 第五章 体のカタチと思いのカタチ 第六章 人の子の雌と人狼の雄 第七章 エピローグ 2003/11/** |