パンが好きです。 でもパンばっかり食べてられないし、焼きたてのおいしいパンなんてしょっちゅう食べられないし、そもそもそこまでパンが大好物ってわけでもないです。 じゃあなんなんだ、というと、とりわけ絵に描いたパンが好きです。 なんとなく旨そうと思うだけでわりと満足します。 そんなわけで食べたいパン、好きなパンの絵を思う存分描こうと思って考えた時、頭に浮かんだのがかこさとしの『からすのパンやさん』でした。 どんな話かというと、あ、一応ネタバレいやなひとのために反転。 カラスのパン屋が育児によって貧乏になり、しかし子どもの助けによって繁盛する話。 これに出てくるパンがなんだかとっても旨そうなんです。 家族総出でで作ったパンが見開きページいっぱいにみっしり並んでて、わぁ、こんなにパンが!こんなにいっぱい食べられないよじゅる!てかんじでたまんないです。 かこさとし!かこさとし!と思いながら描いたのが人型のパンの絵で、ドイツパン描いたあとにグリム兄弟、フランスパンのあとは星の王子さま、連想で描いていきました。あ、内田百閨iパンおじさんの絵)はなんとなく。 わりと満足したー で、せっかく数がそろったんだからなんかやろう、と思って話をつけました。ああ無理矢理です適当です。勿論教訓とかアイロニーとかあんま考えてないです。グとリムとかってほんとグリムに申し訳ないです。 ところで1話目に出てきたブレッチェンというパン。ブレッチェンとは焼きむすびという意味です。 『手作りパンとパン食メニュー』(大地修造・恵子著)という本に載ってました。これに載ってるのは、ご飯を炊くように短時間で焼く、というコンセプトで改良したレシピらしいんですが、作ったことがないのでよくわかりません。でも読めば読むほどいいかんじです。ああ、ご飯を炊くような気軽なかんじでパンが焼けたらなぁ。 フランスパンはよく細長いパン(バゲット)をさしてフランスパンていうけど、実際はフランス製の小麦粉と水とイーストと塩で作ったパンのことを言うそうです。その中でサイズと重さで名称が変わってくるそうです。どのサイズにしろ固めなかんじです。わたしは歯が弱いのでもっぱら日本の柔らかいパンを食べてます。 イギリスパンは和製英語で、フランスパンに対してイギリスパンとかいって、イギリスパンなんてあたしは言いません。読んでる小説に”イギリスパン”て出てきてそりゃどういうパンなんだろーと思って調べたら食パンのことでした。なんだ食パンかぁ。 実際イギリス人はいっぱいパンを食べるそうなんですが、イギリスにあるパンは薄くて固くて日本でイギリスパンて言われてるのとはだいぶ違うそうです。とネットの記事で読みました。 まぁ、そんなわけでパンの話でした。 |